中京競馬場(左回り)

中京競馬場 住所:愛知県豊明市間米町敷田1225

平面図

中京競馬場の特徴を一言でいえば「小回り」。
西日本地域に唯一ある左回りコースの競馬場。芝コースは直線中頃付近から向こう出口付近でピークに達する高低差約2.2mの上り坂。そこから直線中頃付近まで高低差2.9mの下り坂。最後ゴールまでは高低差0.7m程度の上り坂がある。
開催当初は芝のコンディションが良いので、内枠の先行馬が絶対有利。逆に後半になって内が荒れると様相はガラっと変わり、外枠の差し馬が有利になるといわれる。瞬発力が生きるコース。中京競馬場では地方競馬の開催も行っている。

<主なレース>
高松宮記念(G1)



<芝コース>
1周距離:1600m 直線距離:314m 高低差:2.9m
1200m 逃げ馬が苦戦して差し馬の健闘が目立っている。差し馬は直線に向いてまずインから差せないので、大外をぶん回すことになる。そのためやや外目の枠番のほうが良い。
1800m 1〜2コーナーを一団で回るので外枠の馬は距離損必至。先行馬も差し馬もできるだけ内がいい。小回りでコーナー4つなので、逃げ馬有利。
2000m 内目の枠で一貫ペースでしぶとい逃げ馬、長く良い脚を使える差し馬を狙いたい。
2500m 実質的には3〜4コーナーからの追い比べになるが、直線向いてからは差せない。差し馬は3コーナーからの捲り合いで直線入り口では先頭からすぐのポジションを確保しておく必要がある。脚質は逃げ・先行のうほうが有利。前でしぶとい脚を使えるタイプが一番信頼おける。

<ダートコース>
1000m 1000mの競馬で当然、逃げ・先行馬が有利。この距離なので、それまでの脚質から一変して逃げの手に出る馬も少なくない。騎手の性格などにも注意。また、若手の減量騎手が乗る機会が多く、減量を生かして積極的な騎乗が穴になるケースも多い。
1700m 下りのスタートということでテンが速く、先行争いが激しくなる。1〜2コーナーはカーブがきついためここで一息入るが、3コーナー手前から追い詰めになり、捲り合戦となる。脚質は逃げ〜捲りまでほぼ互角。
2300m コーナーを6回まわる縦長の隊列なので、逃げ・先行馬が有利。3コーナーで後ろからでは先頭が遠すぎてとても追いつかない。差し馬は捲り気味にレースを進めることが必要。また、外枠の馬は距離損があるので内のほうが有利は有利。

<芝コース>
コース 一周距離 幅員 直線距離 高低差 発走距離
A 1.600m 28m 314m +2.9m 1.000m,1.200m,1.700m,1.800m
2.000m,2.500m,2.800m
B 1.619m 25m
C 1.631m 23m

<ダートコース>
一周距離 幅員 直線距離 高低差 発走距離
1.418m 25m 312m +2.2m 1.000m,1.600m
1.700m,2.300m

<障害コース>
474m
幅員 17m
高低差 高低坂路(第2号障害手前)
下り勾配:1/11.7
上り勾配:1/10.2
長さ56m 高低差4m〜2.1m
発走距離 2.800m,3.330m(Aコース)
3.370m(Bコース)
3.600m(Bコース)

1・5・6号障害 ハードル
(竹柵)
両面飛越
高さ1.3m 幅1.8m
(竹柵0.5m)
2号障害 いけ垣
片面飛越
高さ1.4m 幅1.8m
(いけ垣1.3m)
3号障害 いけ垣
片面飛越
高さ1.4m 幅2.2m
(いけ垣1.3m)
4号障害 可動式障害 高さ1.2m 幅1.8m 
(竹柵0.5m)
7号障害 ハードル
片面飛越
高さ1.3m 幅1.55m 
(竹柵0.5m)
1号障害 1号阪路 高低差3.25m 長さ56m

Designed by CSS.Design Sample