函館競馬場(右回り)

函館競馬場 住所:北海道函館市駒場町12-2

平面図

函館競馬場の特徴を一言でいえば「直線が短い」。
10開催場中1番短い芝262mの直線コース。
東京競馬場の芝コースと比較すると1/2になる。
そのため、逃げ馬が逃げ切るケースも多い。
札幌と似た形態だが、芝でのパワーは必要なし。
スピード重視でよさそう。

<主なレース>
函館スプリントステークス(G3)函館記念(G3)函館2歳ステークス(G3)


<芝コース>
1周距離:1627m 直線距離:262m 高低差:3.4m
1000m 重い洋芝と上り坂ということもあり、テンはそこまで速くならない。逃げ馬としてはそこで後続と差をつけることができればゴールまで粘り切れるが、差をつけられないようだとアウト。開催が進むにつれてテンで差をつけにくくなり、差し馬が台頭してくる。
1200m 重い洋芝ということもあり、開催が進むにつれて差し馬が有利になってくる。コースの形からも外枠が有利で、こちらも開催が進むにつれて有利不利がハッキリしてくる。開催日、馬場状態を考慮したうえで狙いを変えていきたい。
1800m 基本的に逃げ馬は苦しく、その影響もあり差し馬に人気が偏りがちになる。狙っておもしろいのは人気薄の先行勢の前残り。
2000m 先行・差し馬向き、特に良馬場でハイペースなら差し切れる。実力のある逃げ馬が楽に逃げて押し切る、過去に捲って結果を出している馬が活躍するという点にも注意。
2600m 前半が速くなることは考えにくく、基本的にはスローの上がり勝負になるコース。馬場が重くなり上がりが相当かかるようになった場合は全体がバテるので前で決まる形になる。函館の馬場は特に重くスタミナを要求されるだけに、ここでの好走馬はローカルでなら相手は中央の馬だけになる。

<ダートコース>
1周距離:1476m 直線距離:260m 高低差:3.4m
1000m 下り坂とゴール前の直線が短いため、前有利は一目瞭然で、自然とテンはかなり速くなる。開催時期と梅雨が重なることもあって、馬場の変化を考慮する必要がある。重より悪化すると逆にテンが速くなりすぎ、前がつぶれてしまうということがあるので注意。逃げ・先行有利
1700m こちらも前有利のコース。枠の有利不利に関しては、ごちゃつくことなく、ロス無く立ち回れる中枠が有利。馬場具合に関しては1000mと同様。
2400m 中山の次に高低差が大きく、正に消耗戦と言えるコース。馬群が詰まった状態なので逃げ馬には厳しく、かといって極端に後ろでも届かない。先行馬がちょこっと差す形が理想。枠の差はなく、馬の力で判断したい。

<芝コース>
コース 一周距離 幅員 直線距離 高低差 発走距離
A 1.627m 29m 262m 3.4m 1.000m,1.200m,1.700m
1.800m,2.000m,2.600m
B 1.652m 25m
C 1.677m 21m

<ダートコース>
一周距離 幅員 直線距離 高低差 発走距離
1.476m 20m 260m 3.4m 1.000m,1.700m,2.400m
1.700m,2.300m

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