札幌競馬場(右回り)

札幌競馬場 住所:北海道札幌市中央区北16条西16-1-1

平面図

札幌競馬場の特徴を一言でいえば「平坦」。
坂がなく1周すべて平坦なコース。直線距離は10開催場所中で函館競馬場に次ぎ2番目に短いため、逃げ・先行有利といえる。
密集した洋芝で質が重いため、多少のパワーも必要とされる。
ダートは雨が降ると極端に時計が速くなる。
札幌競馬場でも地方競馬の開催を行っている。

<主なレース>
札幌記念(G2)クイーンステークス(G3)キーンランドカップ(G3)
エルムステークス(G3)札幌2歳ステークス(G3)


<芝コース>
1周距離:1640.9m 直線距離:266.1m 高低差:0.6m
1000m 札幌は全体が平坦。円に近いゆったりとしたコーナーなので馬群がそこまで膨らまない。基本的には逃げ・先行馬での決着になる。多頭数での内枠はごちゃつきやすいので結果が出ていない。
1200m 重い洋芝なのでテンはそこまで速くならず、コーナリングで縦長になる。直線に向いて後ろから追い込むのは難しい。やはり逃げ・先行馬が有利。枠も自然と内枠が有利になってくる。
1500m 1コーナーのポケットからのスタートでコーナーに合流するまでの距離は170mと短いためにテンは速くならない。遅いペースなので各馬余力のある状態で、馬群が詰まったまま直線を迎えることになり、最後は瞬発力勝負になる。逃げ馬には苦しく、先行馬と差し馬の勝負になる。最高でも12頭なので内外で大きな差はない。
1800m 内目の枠の逃げ・先行馬向き。直線では横一斉の追い比べ。
2000m 大逃げ馬がいない限りそこまで速くなることはない。ペースが落ちることなく向こう正面では縦長になり、そのまま3コーナーへ入ると4コーナーでようやく詰まってくる。逃げ・先行馬が有利で、スローの瞬発力勝負になっても前が粘れる。内は外から揉まれ、外はコーナーで下がらざるをえない。
2600m 洋芝が重く、コーナーがコースの大半を占めているので時計がかかる。後続は追走に手一杯で、先行勢のサバイバルレース。逃げ馬は厳しい立場で、差し馬も不利。外枠は先行しにくいので厳しい。

<ダートコース>
 1周距離:1487m 直線距離:264m 高低差:0.9m
1000m 馬場状態に関係なく中枠の逃げ・先行馬向き。
1700m 逃げ・先行馬向き。最後は全馬がバテるため上がりはかかるが、前が粘りこめてしまう。
内外の差はそこまで無い。
2400m スタート後は4コーナーまでには並びが決まり、流れが動き出すのは向う正面半ば。3コーナーからは追い通しになり、先行馬の決着になる。 逃げ馬は突っつかれる上に、追い出されるのも早いので不利。

<芝コース>
コース 一周距離 幅員 直線距離 高低差 発走距離
A 1.640.9m 25〜27m 266.1m 0.6m 1.000m,1.200m,1.500m
1.800m,2.000m,2.600m
B 1.650.3m 23.5〜25.5m 267.6m
C 1.659.8m 22〜24m 269.1m

<ダートコース>
一周距離 幅員 直線距離 高低差 発走距離
1.487.0m 20m 264m 0.9m 1.000m,1.700m,2.400m
1.700m,2.300m

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