パドック理論

実力がある馬でも、当日の状態が良くなければ力も発揮できない。
そこでレース当日の馬の状態や馬の出来をパドックで判断するのが、パドック理論。

<馬体面のチェック>

・毛づや 馬の体調をあらわす。毛並みの色つやが良いほど良好。
・トモ肉付き 後ろ脚の脚力に関係する。発達しているほど仕上がりが良い。
・馬体重 急激な増減は要注意。大幅増はスピード減、大幅減はスタミナ無し。
・歩様 スムーズな歩きがないとコズミや病気などの可能性。
・胸前 発達していればパワーが期待できる。
・腹回り 付け過ぎ(ボテっとしてる)は太め残り、細いとスタミナ減。
・発汗具合 入れ込んだり発汗が多いとレース前にスタミナ消耗し結果が出ないことが多い。
・き甲(2〜3歳馬) 首から背中にかけての出っ張りのことで、抜けてなければ成長途上の可能性がある。

<精神面のチェック>
・気合い 厩務員を引っ張って行ったり、パドック内で力強い足取りは気合い良し。
・馬っ気 牝馬に発情してしまいレースに集中できない。春の発情期によくある。その逆はフケという。
・入れ込み具合 落ち着きがなく完全に興奮している状態を言い、この状態では騎手の言うことを聞いてくれない。ま た、レース前にスタミナを消耗している可能性がある。

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